印鑑･はんこ･実印･作成の専門店

水晶石英の印鑑【彫刻技術・作成技術】

高品質の水晶・石英の印材に熟練の印鑑職人が書き上げた印影を元にサンドブラスト技法にて彫刻いたします。 熟練職人の書き上げた印影の極細かい部分まで彫刻が可能でございますので大変美しい彫り上がりとなります。 職人さんが毎回手作業にて印影をお作りしておりますので味わいのある大変美しいオリジナリティ溢れる印影にご満足いただけるかと思われます。
水晶・石英は大変美しいばかりではなく、硬度が大変高く磨耗にも強い為、宝石や装飾品に古くから使用されておりますので印鑑にも適した印材です。 その性質から半永久的に鮮明な捺印が可能でございますが衝撃には弱い性質でございますので落下や硬い物の上での使用には十分ご注意下さい。
粒子が細かいので印鑑には適しておりますが性質上朱肉が乗りにくいので捺印時には朱肉をよく印面にのせてからご捺印下さい。
※お届けする水晶・石英の印鑑は商品によって模様や色あいが写真と違う場合がございますことを予めご了承下さい。

水晶・石英の印鑑・作成手順のご案内

一、印材選定（いんざいせんてい）

◆作業内容
印材を厳密に選定します。

◆ご説明
水晶・石英の印材は印面の面すり等の調整が出来ない為、職人さんが印鑑に適した印面が均等なものを厳密に選定します。

二、字割（じわり）

◆作業内容
彫刻内容・作成文字数・画数を考慮して印面に対しての文字の配置・配分をします。

◆ご説明
この段階で彫刻内容から出来上がりをイメージし、文字の配置を考えなければいけません。 画数が多い文字や、作成文字数が多い場合はより慎重に字割りをしていきます。

三、印影作成（いんえいさくせい）

◆作業内容
字割した文字配置にご指定いただいた書体にて文字を選定し印影を作成いたします。

◆ご説明
熟練職人が作成文字を判断し出来上がりの印面をイメージしながら文字を整えて行きます。 文字によって印面に対する空白や線の伸びが変わってまいりますので印影を作成する職人の技術と経験、センスが必要とされます。 彫刻内容に関わらずこの作業を毎回行っております。 印鑑の出来上がりを左右する重要な作業です。

四、彫刻一（ちょうこくいち）

◆作業内容
印材をサンドブラスト彫刻機にセットしブラスト加工にて丁寧に彫刻していきます。

◆ご説明
印面に貼り付けたフィルムを印影部分を残し切り取ったあと、サンドブラスト加工にて彫刻していきます。 サンドブラスト加工とは砂のように小さい粒を空気の圧力を用いて加工品に打ちつけて加工していく方法です。 細かい作業も可能でさまざまな工業品にも使用されている加工方法です。

五、彫刻二（ちょうこくに）

◆作業内容
彫刻一の作業だけでは足りない十分な深さを出す為の彫刻をいたします。

◆ご説明
サンドブラストの粒の大きさを変えて深さが不十分な部分や細かい部分を彫刻していきます。 この作業を行うことによってより細かく美しい印影が出来上がってまいります。

六、仕上げ彫り（しあげぼり）

◆作業内容
サンドブラスト彫刻の作業では彫刻しきれてない不十分な部分を職人の手作業で調整いたします。

◆ご説明
彫刻一、彫刻二の作業工程後に職人の手作業で、より繊細に文字を整えていきます。 水晶の印鑑は欠け易い為、細心の注意を払って行わないと文字が欠けてしまう場合がございます。

七、印影確認（いんえいかくにん）

◆作業内容
悪条件下でも印影が鮮明に捺印できるかを確認いたします。

◆ご説明
捺印マットを使用いたしますとよほどひどい状態の印鑑でないかぎり捺印が可能となりますので、弊社では捺印マットを使用せず、 紙を何枚か重ねた極力硬い条件下で捺印性能を確認いたしております。 鮮明に捺印できるようにするためにより印面の状態がより印材を選定いたしておりますので弊社の印鑑は鮮明に捺印が可能です。 印影が鮮明でない場合は工程一から再度彫刻をし直す場合もございます。
※捺印性能は朱肉によって大幅に変わってまいります。簡易的な朱肉等の場合鮮明に捺印できない場合がございますのでご注意下さい。

八、最終確認（さいしゅうかくにん）

◆作業内容
印面にひび割れや削りかすがないか、印鑑の側面に傷等がないか確認します。

◆ご説明
印鑑が商品として出荷可能であるかの最終確認をします。ここでは見た目の美しさを追求する為に印面その他印材の傷等を確認いたします。
※水晶・石英の印鑑は内部に見える天然石独特の結晶のひび割れ等がある場合がございますがご使用には問題はございませんのでご安心下さい。
※水晶・石英は衝撃に弱い材質でございますので落下、衝撃等には十分ご注意下さい。

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